「どうしても元カノに嫉妬してしまい、彼氏に強く当たってしまう」
先日、SNSで目にしたこんな投稿。
他人事だと言ってしまえばそれまでですが、当事者の女の子としては彼氏との関係が上手くいかずに深く悩んでいることと思いました。
世の中には同じように考えている女の子も多いのかなと思い、この記事を書くことにしました。
それでは、この記事の結論4つから。
- 元カレ、元カノを気にする人と気にしない人の違いは、自分の自信の有無。
- 自信が無いと、人と比べてしまう。
- 自信が無いと、何をされても何を聞いても安心できない。
- 自分のどの様なところに自信が無いのか、なぜそのようになったかに向き合うこと。
元カレ・元カノを気にする人、気にしない人
端的に一言で言うならば、「自信」です。
自分に自信があるかどうかが決定的だと言えます。
気にしない人にとっては、今の恋人がどんな元カレ・元カノと付き合ってきた過去を持っていようが、それらは全て終わった話と捉えています。
むしろ、元カレ・元カノたちと付き合ってきた経験があってこそ、今の恋人の人間性が形成されているとさえ考えたりもします。
他人は他人、自分は自分、という境界線がハッキリしており、他人が何をしていようが自分のスタイルが揺らぐことは無いのです。
自信が無いと、自分と人と比べてしまう
私たちが人間である以上、「比べる」という行為は避けることができません。
例えば、自分の目の前に並んでいる複数のモノを比べ、どちらを選択すれば自分にとってより良い結果をもたらすのかを考えること。
これは生きる為に本能的にインプットされているものですし、決して悪い事ではありません。
しかし自分に自信が無い場合、比較対象の中に自分を組み込んだ構図を作り出し、つい自分と他人を比べてしまうのです。
- 恋人の異性同僚と自分の比較
- 恋人の異性友人と自分の比較
- 恋人の元カレ・元カノと自分の比較
「比べる」という行為は自分の幸福感の向上に寄与する形で行いたいものですが、比較対象に自分を組み込んでいると、自分が劣っていることや自分には無いものが目に付くようになり、自分よりも相手の方が上ではないか感じるようになります。
結果として自己否定感と比較相手への脅威を積み上げていくことへとつながっていきます。
何をされても、何を聞いても安心できない
自己否定感を積み上げていき、「どうせ自分なんか」というマインドセットが強く凝り固まってくると、恋人からの好意を素直に受け止めることが難しくなってきます。
例えば、とっても可愛くて大好きな彼女に
「元カレとはもう終わったの。今はあなただけ」
と言われたとしても、その様なマインドセットで彼女を信じて安心することができるでしょうか?
おそらくその程度の安心感は、たった1枚の元カレと笑顔で撮ったセルフィのツーショットや、たった1通のラブレターメールを目にするだけで簡単に砕け散るような脆いものであることが想像できると思います。
セルフィもメールも、過去のものであるにも関わらず、それが許せなくなるのです。
自分と元カノ・元カノを比較対象とした構図を自分の脳内で生み出し、自分の物差しで勝手に比較し、勝手に脅威を感じる。そして嫉妬の炎を燃やして恋人に辛く当たってしまう。
全ては自分の自信の無さから自分で作り出したまやかしに踊らされているだけなのですが、それを棚に上げて恋人を叱責するというおかしな行動に走ってしまうわけです。
向き合う相手は恋人ではなく自分
自分のその自信の無さと徹底的に向き合う必要があります。
それをせずに嫉妬して恋人を問い詰めたり、「今はあなただけ」と言わせたりしたところで、心から安心することは出来ず、不安はくすぶり続けるのです。
それは、あなた自身が自分と他人を比べ、「自分は劣るかも」「相手の方が上かも」と思い込んでいるから。
自分のどの様なところに自信が無く、なぜそのように思う様になったのか、ゆっくり考えてみましょう。
その思考の過程は、例えば携帯電話のメモに入力するとか、紙のノートに書くなどをしてみると良いと思います。
自分で自分を比較対象にせず、自信にあふれたマインドセットを持つことで、「比較」を自分の幸福感の向上に寄与する形で行うことができるようになると思います。
そうすると、元カレ・元カノへの嫉妬心など最初から無かったかの様に消え去るのではないでしょうか。
以上、「双木さくら」がお届けしました。
これがあなたにとって、ちょっとした幸せの道しるべになりますように。
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