「彼氏(旦那)が〇〇してくれない!」
お友達の女性たちのお話を聞いたり、SNSの投稿を見ていて良く目につくこの様な不満。
大切にされていないことにとてもご立腹の様子ですが、世の中では一体どんな女性が愛されるのでしょうか。
そんなあなたのお悩みに答えます。
まずはこの記事の結論4つから。
- 愛されたかったら、機嫌良くいる。
- 依存していない。
- 自立した女性は捨て上手。
- 幸せオーラをふわっと羽織ると、愛される。
やっぱり、好きな人からは愛されたい
好きだから、大切だから付き合って、結婚して、この先長く一緒にいようと決めたパートナー。
誰でも良いわけじゃなくて、自分にとって特別な彼氏・旦那だから愛されたいし、大切にしてもらいたい。
でも、目につくのは嫌なところばかり。
全然わかってくれないし、わかろうともしていない。
いつまで耐えようとも決して解消されることのないイライラやネガティブな気持ちに悩まされる女性たちが、愛される女性になるポイントをまとめました。
愛されない女性の特徴を知り、その逆を行く
実はものごとはとてもシンプル。
以下のような「典型的なダメな特徴」を避けるだけでも大きく変わります。
細かいことを取り上げていけばキリがありませんが、今回は大きく3つに絞りました。
- 感情(機嫌)の波が大きい
- パートナーにべったり依存している
- 物も事も人も捨てられない
この3つの逆を意識するだけです。
愛されたかったら、機嫌良くいる
言われなくてもわかっているし、怒りたくて怒っているわけじゃない。
そんな声が聞こえてきそうです。
とても良くわかります。
それでも敢えて言わせて頂きます。
やはり、いつも笑顔で接することができる女性はモテるし、愛されます。
男性は、いつだって笑顔の女性が好きなのです。
でも、これはどんな嫌な目にあっても、何をされても自分の気持ちを押し殺して笑顔を作り続ける、という話ではありません。
いつも機嫌良く、自然な笑顔でいられる自分とはどういうことなのか?
詳しくは次から掘り下げていくこととして、ここでは「好かれたかったら、機嫌良くる」ということが大前提であると覚えておいて下さい。
依存していない
「〇〇をやってくれない」
「〇〇に行ってばかり、全然帰ってこない」
「私のことを大切にしてくれない」
女性たちのこんな怒りの声を、本当にたくさん聞きます。
もちろん、これは様々な背景・事情があることなので全てを一括りにすることはできませんが、自分が相手に何かを希望・期待することは、相手への依存と紙一重であることに充分な注意を払わなければなりません。
能力と意思
当たり前のことを言うようですが、相手の男性はあなたとは違う人格を持ち、あなたとは違う環境で育ち、あなたとは違う経験をしてきた一人の人間です。
あなたの希望に応えられる部分と、そうでない部分があります。
つまり、能力の違いです。
同時に、あなたの希望に応えたいと思っている部分と、そうでない部分もあります。
つまり、意思の違いです。
応えたい | 応えたくない | |
応えられる | ○ | ▽ |
応えられない | △ | × |
あなたの希望に対する相手の反応を、この様な4つに分類することができます。
これらが複雑に作用しながら、相手も一人の人間として自分の人生を生きているのです。
「彼氏(旦那)なんだから、〇〇してほしい」
相手に何かを求める際、あなたは自分の希望が相手の能力や意思とどの程度合致しているかを考えたことがあるでしょうか?
○ | 相手はあなたの希望に応えられるし、応えたいと思っていることです。 この領域が大きいカップルには多幸感があります。 |
△ | 相手はあなたの希望に対して前向きで、肯定的に受け止めていることです。 あなたの希望に応える為に頑張って挑戦しようと思っているかもしれないし、出来ないことにまだ気づいておらず、自分は出来ると思っているかもしれません。 その為、その後の結果はあなたがイメージしていたものより悪い意味で異なるものになる可能性があります。 |
▽ | 相手はあなたの希望に対して後ろ向きで、否定的に受け止めていることです。 表向きは協力する素振りを見せながら気持ちのどこかにしこりを残しているかもしれませんし、或いは協力自体を拒むかもしれません。 |
× | 「高望み」や「無いものねだり」と言われることです。 この領域のことをあなたが相手に希望すると、あなたも相手も両方が不幸になります。 |
これを見てお気づきかと思いますが、「○」以外はいずれも注意が必要なのです。
「△」については、相手はあなたに対して快く応じて協力してくれたにも関わらず、その結果やクォリティはあなたが求めていたものとは違ったものになる可能性があります。
それでも、あなたが相手に感謝の気持ちを持って接するならば、やがてそのことは「○」へと寄っていく可能性があります。
一方、あなたが腹を立てたり否定的な態度で接することになれば、やがてそのことは「×」へと寄っていきます。
「▽」については、相手はあなたに対して否定的な気持ちを持つでしょう。
わかりやすい例で言えば「○○しないで」「どこにも行かないで」という希望が該当します。
当然、こんなことを繰り返して相手の意思を踏みにじっていれば、相手の心は離れていきます。
しかし、あなたからの肯定的な反応や感謝の気持ちが伝えられたり、それによって新たなポジティブな価値を生むことができれば、やがてそのことは「○」へと寄っていくかもしれません。
「○」についても注意は必要です。
相手にはそれをする充分な能力がある上、あなたの希望に応えたいという意思もありますが、あなたがまるでそうすることが当然の様な態度を取っていれば、やがて「▽」へと寄っていきます。
「×」については、もはや言うまでもありません。
依存を考える
簡単に言えば、依存とは相手の能力や意思に関係無く、相手に自分の希望や期待を一方的に押し付けることです。
△や×のことに対して怒ってばかり、不満ばかりを口にする。
○や▽のこともやって当然、当たり前という態度で接する女性を見ていると、どんな男性も疲れてしまいます。
もし、あなたが彼氏や旦那に対して多くの不満や怒りの感情を長期に渡って抱いているのなら、彼氏や旦那に何かを求めるよりも前に、あなたがあなた自身を見つめ直した方が良いかもしれません。
あなたは、なぜそれを相手に求めているのでしょうか?
過去に、両親からそれを与えられなかったから?
友達からそれを見せびらかされ、自慢されたから?
なぜそれを欲するのか、どうして欲するようになったのか、「なぜ?」「なぜ?」と何度も問いかけ、深く深く考えてみましょう。
それはあなたが相手に求めて満たしてもらうことではなく、あなた自身の意識を変えることによってコントロールすべきことかもしれません。
相手からコントロールされる依存
相手に対してあれやこれを求め、ワガママに振る舞って相手を困らせ、自分の思い通りに支配しようとすることだけが依存ではないことにも注意が必要です。
例えば、ワガママに振る舞う男性からあれやこれを求められ、それに精一杯応え続けてもなお相手からは次々と要求され、耐えて、我慢して、神経をすり減らし続ける日々を送る女性。
先の例とは立場が入れ替わり、一方的に支配されている状態です。
そんな相手との関係を変えられないことも依存の1つの形で、この場合は男女ともに相手に依存している共依存の状態です。
健全な人間関係とは、自分の価値観と相手の価値観の近い部分と異なる部分を互いに認め合いながら、協力できるところは協力して新たな価値を生み出す、対等なものです。
一方的に相手を支配したり、相手から支配されて成立するものではありません。
長期的に相手から不当な扱いを受け続けてもなお、あたなは毎日素敵な笑顔でいられるでしょうか?
自立した女性は捨て上手
自分自身がワガママに振る舞って相手を支配している場合、行動を改めるのは自分の方です。
しかし、相手から不当に支配を受けている様な場合。
例えるなら、毎日の様に暴力を振るいながらも、その度に口では「もうやらない」「これからは大切にする」と言いながら、翌日には再び同じことを繰り返すような時、精神的に自立した女性が取る行動というのは、いくら対話を求めても姿勢を改めない男性を捨てて、あなたのことを大切にしてくれる男性を探すことです。
残念なことですが、人が変わる時というのは自分が心から変わりたいと願って行動を改めた時であり、それは多くの場合において、自分が強烈な痛みを負うような出来事に直面した時、例えるなら
- 大きな金銭的損失を負った
- SNSが大炎上して生活や仕事がままならなくなった
等の大きく何かを失うことが伴うことで、それがきっかけになって意識が変わることはあるものの、成人した大人が何の痛みも失うものも無く他人から優しく諭されたことがきっかけになって意識が変わり始めるなんてことは殆どありません。
自分の間違いを認め、それに向き合って考えや行動を改めるということは、そのぐらい高度に難しいことなのです。
あなたが歯を食いしばって耐えていれば、いつかきっとその気持ちが相手の男性に通じ、わかってもらえる幸せな日が来る、などとは思わない方が良いでしょう。
そんな日が来ることはありませんし、そんな日を夢見ている(=相手に求めている)時点であなたは既に相手に依存しているのです。
あなたにできることは、そんな人を捨てられる様に自分の意識を変え、自分の人生と幸せを守ることだけです。
「捨てる」ということ
ここでは人間関係に対して「捨てる」という言葉を使いましたが、あなたが所有する「物」を捨てることができるかどうか、あなたが身を置いている様々な「事」を捨てられるかどうかも、人間性に大きく関わってきます。
一人の人間が関わることができる人・物・事には物理的・精神的・時間的な限度があります。
「人」において言うならば、友達や知り合いが多くなればなるほどに、どうしても関係が希薄な人がでてきます。
あなたが所有する「物」においても、バッグ、デスク、家に収納できる量には限度があり、無限に物を所有することはできません。
あなたが関わる「事」においても同様で、あなたの一日の時間は24時間で、その間にできることは限られています。
何でもかんでも自分の周りに置いておき、自分と強く結び付けようと欲張ったところで、それらはあなたの手の指の間をすり抜ける様にこぼれ落ちていくことになります。
これは男女に関わらず言えることですが、精神的に成熟した人は自分が関わることができる人・物・事を見極め、本当に大切にしているものだけを手元に残し、そうでないものは捨てていきます。
物はともかく、人を捨てるというのは何だか冷たい様に感じるかもしれませんが、捨てることができて、そこに物理的・精神的・時間的な空白ができるからこそ、新しい出会いや発見の余地が生まれ、それが人間性をより高く、より深く成長させることになります。
成熟した人は、そのことが短期的には少々の痛みを伴うことがあっても、長期的には結果として自分にも相手にも双方にとって有益で有意義であることを良く知っているので、躊躇無く捨てることができるのです。
幸せオーラをふわっと羽織ると、愛される
これはSNSなどを駆使してあなたの美しい外観を写真に残し、他人に対して
「私、こんなに幸せなのー!」
「今、こんな素敵なことやってるのー!」
と見せびらかして自慢したり、マウントを取ったりすることではありません。
良い時も悪い時も機嫌の波を抑えながら、あなたの気持ちが赴くまま喜怒哀楽の豊かな表情を見せる。
他人に対してあれこれ求めることを控えて慎ましくありながらも、友人やパートナーの長所や得意な部分には素直に甘えて協力を仰ぎ、相手に対する敬意を忘れない。
決して1つの物・事・人に執着することはなく、様々なことに好奇心を持ち、自分自身の外見も内面も磨き続け、人との会話を楽しむことで自分の周囲にいる一人一人の人を大切にする。
そして自身が抱えられる余裕を超えない様に、時が来たらそれらを適切に捨てたり距離を取ることで、身の回り、頭の中、持ち物は本当に大切なものだけを残してすっきりとさせておく。
何を捨てる時でも、感謝の気持ちをもって「ありがとう」と口にする。
自分のこと、他人のこと、そのどちらも尊重されるものと考え、自分の楽しみはもちろん、他人の楽しみにも素直に喜べる様なおおらかな心の余裕を持って、笑って過ごす。
こうイメージするだけで、自然で素敵な笑顔が生まれてくる様な気がしませんか?
他人に対して、「私、幸せです!」とか「愛してください!」などとアピールする必要はありませんし、誰かに対して心を動かす言葉を伝える必要も無いのです。
その様子は、他人から見るとまるで幸せオーラをふわっと羽織っている様に、キラキラと輝いて見えます。
そんな女性が魅力的でないわけがなく、男性はそんな女性を追いかけたくなるのです。
私の拙い人生経験からではありますが、私はこのように思っています。
愛される女の子になる
パートナーから愛される女性の特徴を紹介させて頂きました。
ポジティブな姿勢を意識し、自分の意思と他人への優しさを持ち、パートナーへの感謝と敬意をいつも忘れない様に。
自らの外見も内面も磨き続け、自信を持って笑顔で毎日を過ごせば、あなたの人間性は強く輝いてきっと多くの人を惹きつける魅力的な女性になれると思います。
以上、「双木さくら」がお届けしました。
これがあなたにとって、ちょっとした幸せの道しるべになりますように。
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