恋人に必要とされたい

恋人に必要とされたい 人間関係

「彼氏(彼女)は、私が一緒じゃなくても何だか幸せそう」

自分と比べると、恋人は日々の生活を充実させて楽しそうだ、何なら自分がその中に居なくても何一つの問題も無さそう。

どうすれば恋人に必要とされるのか?
そんなあなたのお悩みに答えます。

あなたの自己評価はどうなっている?

「私の彼氏は沢山の人から頼られていて、何でもできてカッコいい」
「僕の彼女は凄く可愛いしコミュ力が高い。多くの男性からモテる。」

と、恋人のことを細かく観察・評価することが得意なあなたは、これまでに自分自身の評価をしたことがあるでしょうか?

「私なんか日々つまらなく生きているし、恋人なら簡単にできるこんなこともできやしない」

もし、この様な感じの自己否定感や劣等感がある場合は要注意です。

せめて恋人からは必要とされていたい

その自己否定感や劣等感ととても親和性が高いのは、「せめて恋人だけには必要とされていたい」という欲求です。
もし、自分の彼氏(彼女)には自分が側にいてあげなければ生きていくことなどできなさそうだったら、なんだか今の自分がそっくりそのまま認められたような気持ちになりませんか?

自分に対して依存的に愛を求めて欲しい。

自分こそが恋人に依存的であるが故に、恋人からも同様にして自分に愛を求めて欲しい、という気持ちが根底にあります。

そして、この欲求がもとになっている言動というものは、他人に愛をすがるものになりやすく、その意図が見透かされやすいのです。

「かまってちゃんかよ」
「はぁ…重っ」

度が過ぎると、むしろ恋人の気持ちが遠ざかっていくことになります。

あなたにとっての「最高」とは?

「恋人の良いところを3つ挙げて」と言われたとしても、おそらく誰もが簡単に答えられると思います。
しかし、その質問を「あなたの良いところは?」「最高の自分とは?」という質問に買えると、ピタっと止まってしまう人は案外多いのです。

あなたが望むあなたとは何でしょう?
あなたの理想とは?

この問題に向き合い、自分で自分自身を満足させられるマインドを持たないことには、心に空いたその穴を他人からの愛で埋めようとし、結果として恋人に対して依存的に愛を求めたりするわけです。

「私なんて必要無いんだ」

と考えて落ち込む暇があるならば、自分が思う「恋人から好かれる自分」とは何かを突き詰めてみてください。

自分が望む自分へ変わる

あなたはどのような自分でありたいと思いますか?
恋人がそんな自分を見た時、どの様な気持ちになる自分になりたいと思いますか?

人それぞれ細かな部分で異なるところはあると思いますが、

  • 得意な事、好きな事で活躍している。
  • 自信と笑顔に満ち溢れている。
  • 多くの人から頼られ、尊敬されている。
  • 仕事、遊びの両方にメリハリがあり、充実した日々を送っている。

この様な点については、誰もが共通する「理想の自分」ではないでしょうか。

どうやってそんな自分に変わるか?
もちろん、それは簡単な事ではありません。
しかし、そんな自分へ変わろうと自分自身の心の声に耳を傾けて向き合い、自分に足りないもの・足りないことを認め、努力をしてみると自分自身の人生の主導権を自分が握る事になり、楽しむことができるようになります。

そうすると、恋人から必要とされているかどうかに悩むことも無くなりますし、理想に向かって進むあなたの姿は多くの人を惹きつけます。
その頃には、恋人からも大切にされるあなたになっているはずです。

以上、「双木さくら」がお届けしました。
これがあなたにとって、ちょっとした幸せの道しるべになりますように。

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