復縁 切実な想いとワガママは表裏一体

復縁 切実な思いと我儘は表裏一体 人間関係

「恋人にこっぴどく振られてしまった、でも相手の事が忘れることがどうしても出来ない」
「早く復縁したい!」

振られた方としては突如として突きつけられた別れの瞬間に、気持ちも何も整理が追い付かず、強い想いだけがくすぶってそれが日に日に強さを増してくることもあります。

どうすれば元恋人と復縁できるのか?
そんなあなたのお悩みに答えます。

一生懸命なプレゼンは誰のため?

「あなたと別れて、こんなことに気付いた」
「私はこの様に変わった」
「あなたを想う気持ちが以前よりも強くなった」

こんな発想から

  • 電話をかけてみる
  • 長文のLINEを送る
  • 手書きの手紙を渡す
  • 共通の友人に仲を取り持ってもらう
  • SNSにポエムを投稿する

こうして事態を客観視してみると、これらの方法では上手くいきそうにもないという事は誰にでもわかりそうなことですが、いざ自分がその当事者となったら気持ちはそうも簡単に割り切れないのが恋愛ではないでしょうか。

なぜ、この切実な想いが相手に届かないのでしょう?
それは、この様な渾身のプレゼンが一体誰の為に行われているか、を考えてみるとわかりそうです。

振った側の気持ち

人間関係は人の数だけありますので一概にいう事は出来ませんが、大抵の場合において別れを切り出した側は何の脈絡も無く別れを思いついたわけではなく、その結論に至るまでに悩みや葛藤を繰り返し、しっかりと気持ちに整理を付けた上で腹を括って「もう、やっていけない」と別れ話を始めているはずです。

その様に気持ちの整理が付き、次のステージや将来の事を考え始めている人に対して

「自分はどんなにあなたの事を想っているか」

を説いたところで、残念ながら心に響くことはありません。
むしろ、本質的な人間性は何も変化していないにも関わらず、言葉巧みに表面を取り繕って復縁を迫り、自分の思い通りにさせようとしている、という見方さえされかねません。

自分にとっての「切実な想い」は、相手にとっての「ただのワガママ」に映ってしまいます。
明るい未来のイメージが持てないと思われている以上、元恋人に迫ったところで今のその気持ち・考えを変えることはできないのです。

あなたが思う「魅力的な自分」とは?

元恋人が好きだった自分とは、どの様なものでしたでしょうか?
見るからに「不幸の一丁目一番地に居ます」という顔をしているあなたを元恋人が見て、魅力的に感じるでしょうか?

魅力的な自分とは何か、自分自身と向き合って考える時間を持つのが良いと思います。
復縁については以前にも記事を書いていますので、こちらも読んでみて下さい。

変えなければならないのは相手の気持ちではなく、まずは自分の意識です。
意識が変われば行動が変わり、行動が変われば気分が変わり、気分が変われば表情が変わってきます。
そうすると、自然に明るい表情ができるようになると自分に自信が出てきて、たったそれだけでも魅力がグッと増すのです。

それに加えて良い習慣を積み上げているならば、

「何か良い事あった?」
「最近、何だか素敵じゃない?」

と、周囲はあなたの変化に気付き始めます。
元恋人もその状態になった時、ようやく復縁に向けてのステージに進むことができるのです。

復縁ステージに進んでも・・・

ここで説明した様なプロセスで自分のマインドセットが変化し、良い習慣を積み上げていくことは理想的な復縁ステージへの前進であると言えます。
自分の口から「私は変わった!」などと言う必要はありません。
そんな野暮な事をことをするよりも、黙っているだけで遥かに強い説得力に裏付けられて元恋人はあなたの変化に気付いています。

ですが私の肌感覚で申し上げると、自分を上手に磨いてきた人たちの多くは、この様に復縁できる状態になっても敢えてそうしないことを選択しているのが殆どの様に思います。
その頃には、自分自身の気持ちの整理が付いていたり、新しい恋が目の前にあったり、他に夢中になっていることがあったり。

復縁するも良し。
次に進むも良し。

元恋人さんは、あなたを振った事を後悔するかもしれませんね。笑

以上、「双木さくら」がお届けしました。
これがあなたにとって、ちょっとした幸せの道しるべになりますように。

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